「被覆のアナロジー ―組む衣服/編む建築」に環境や社会に配慮したテキスタイルやポリエステル繊維をリサイクルしたフェルトボード「TUTTI® BOARD」を提供
スタイレム瀧定大阪株式会社(本社:大阪市浪速区 代表取締役社長:瀧 隆太、以下スタイレム)は、JPタワー学術文化総合ミュージアムインターメディアテク内の特別展示「被覆のアナロジー ―組む衣服/編む建築」において、ファッションデザイナーの江角泰俊氏が創作した衣服に環境や社会に配慮したテキスタイルを、また、建築家の隈研吾氏が創作した建築にはスタイレムのPLUS∞GREEN PROJECTが取り扱う「TUTTI® BOARD」(トゥッティボード)を提供しました。
スタイレムは、日本郵便㈱と東京大学総合研究博物館が協働で運営をおこなう公共貢献施設、JPタワー学術文化総合ミュージアムインターメディアテク内の特別展示「被覆のアナロジー ―組む衣服/編む建築」において、ファッションデザイナーの江角泰俊氏が創作した衣服に環境や社会に配慮したテキスタイルを、また、隈研吾氏の建築にはPLUS∞GREEN PROJECTが取り扱う従来なら廃棄される衣類などのポリエステル繊維をリサイクルしたフェルトボードである「TUTTI® BOARD」を提供しました。
■「被覆のアナロジー ―組む衣服/編む建築」とは
ファッションデザイナーの江角泰俊氏と建築家の隈研吾氏およびインターメディアテクとの企画による世界初公開展示。
衣服と建築は、異なる分野であっても人間の活動においてはいずれも「まとう」ことを定義する創作物とし、両者は広く人間の活動を取り巻く「被覆環境」と位置づけている。「組む衣服/編む建築」は衣服と建築に類似する構造的・組織的な成り立ちに着目し、生産技術の発展による自由度の向上、環境負荷に配慮した自然素材の利用、再生繊維や材料のリユースなど、有機的に統合された新しいデザイン手法を提示しようとする試み。
・展示期間:2022年11月5日~2023年4月2日
・展示場所:JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク 2階
プレスリリース:http://www.intermediatheque.jp/ja/schedule/view/id/IMT0256
「組む衣服」においては、ファッションデザイナーの江角氏が、隈氏の建築に対する理論から着想を得て、建築の構造を衣服へと咀嚼することにより、新たな衣服の考え方を探求し表現しています。
「編む建築」においては、建築家の隈氏が、建築と人間を編み物のように有機的に結び付けるデザインを復活させたいという思いから、通常の建材ではなく肌触りの柔らかなTUTTI BOARDを編み、「組む衣服」と対話する空間を仕立てています。TUTTI BOARDを建築用の素材として提供したのは初めての試みであり、新たな活用の可能性が生まれています。
スタイレムは、引き続き、自社の強みや可能性をオープンにして、同じ志と異なる強みを持った様々なパートナーとのつながりを大切にしていきます。
■インターメディアテク
日本郵便㈱と東京大学総合研究博物館が協働で運営をおこなう公共貢献施設。「間メディア実験館」として様々なメディアを結びつけ、新しい文化・発信を行うことを目標としている。URL:http://www.intermediatheque.jp/
【スタイレム瀧定大阪株式会社】
1864年創業の繊維専門商社。テキスタイル、原料、アパレル製品、ライフスタイルの4つの分野で事業を展開。国内市場においてトップシェアを確立したテキスタイル事業を軸にグローバルに事業を拡大中。近年はサステナビリティに対しての方針を強く打ち出し、新たな商品やサービスの開発に挑戦しています。今回の取り組みは社外との協働を推進するための活動として取り組んでいます。URL:https://www.stylem.co.jp/